トイレのフタを閉めるように心がけていますか?
一人暮らしの人はついついフタは開けっ放しにしてしまいがちですが、実はトイレのフタを閉めたほうが安全かつお得だったりします。
安全やお得と結びつきそうもないですが、しっかりした根拠があります。早速見ていきましょう。
トイレの水はフタを閉めてから流す
トイレの水を流すときは、フタを開けたにしておくという人が多いのではないでしょうか。
しかし、フタを開けたままで水を流すと、目に見えないレベルで水が飛んでいたりしてしまうもの。小さい水しぶきが周りに飛び散ってしまうのです。時には水が2m近く跳ねるとも言われています。壁はもちろんのこと、近くに吊るしてあるタオルが汚染されてしまうかもしれません。
それだけならまだしも、水の微粒子も舞い上がり、1時間以上も空気中に漂うことにもなりかねません。もし、その微粒子にノロウィルスがいたら、次に使う人は大変危険でしょう。
トイレの水を流すときはフタを閉めてからにしましょう。
便座の保温効果を高めるためにはフタをしめておく
寒い時期には便座を温めておく人も多いでしょう。しかし、便座を保温しているのに、フタを開けっ放しにしている人も中にはいるのではないでしょうか。実はこれはNGだったりします。
トイレのフタが開いていると、せっかく温めた熱がどんどん逃げていってしまうのです。熱がどんどん逃げるため、常に保温しなければならないのです。つまり電気を多く使ってしまいます。
逆に、フタを閉めているだけで、便座から熱が逃げにくくなります。フタを開けっぱなしに比べると消費電力は約15%も抑えられると言われています。考え方を変えれば、トイレのフタはちゃんと閉めておかないと、電気代を損してしまうことになるのです。
さらに電力代を抑えるには、長時間使用しないとき(外出するときなど)に電源を切っておくと効果的です。