フライパン選びのポイントとして、軽い・焦げ付かない・コーティングの長持ちなどが一般的といえます。はたしてその選び方は正しいのか?私は違和感をもってしまいます。
近年のガスコンロは安全機能があり、高温になると火が弱くなります。安全機能の弱点は高温調理が不可能なことです。そんなことから、軽いフライパンは料理が好きで美味しい物を作りたい方には不向きともいえます。
簡単にお肉を炒めるにしても軽くて小さなサイズでは、お肉から汁(ドリップ)が出てしまい、出来上がりの味と香りも良くはありません。お好み焼き屋さんの鉄板は重くてぶ厚いのは理解出来ますね。
そのようなことから、できることなら大きなフライパンを使って頂きたいと思っています。
重さとサイズにこだわる個人的な理由とは
重さのこだわり
まず、重いフライパンは何故重いのか? それは単純に素材の重さでもありますが、フライパンの厚みでもあります。厚みがあることで、高温からの安全機能での弱火でもフライパンの温度は維持できます。安全機能の弱点を補ってくれることになります。
プロが使う鉄のフライパンでもメーカーによっては厚みの違いがあります。最近では鉄製のフライパンも人気があります。色んなメーカーがありますが、できれば重くて大きいサイズを選んで頂けたら良いと思います。
サイズのこだわり
サイズのこだわりも重さと同じです。安くて軽いフライパンでも、サイズが大きいことで重くなります。一人暮らしの方でも、28センチのフライパンを選んでもらえば、重さもカバーできるでしょう。お料理が好きな方なら、重さにもこだわって頂きたいと、個人的に思っています。